ブログを主として、ある程度まとまりのある(長い)ものや投稿の回数を重ねていくうちに、なるほど「書く」ということはこういうものかというのが次第にわかってきます。
その日にあった出来事や折に触れての自分の意見や感想など、投稿の内容においても書けることが増えてくるわけで、後になって自分の発想の拠り所になっているようなところもあります。
もちろん、より多くの人に届くだとか、しっかり読んでもらうための工夫や研鑽は続けていってしかるべしですが、ともあれ「書く」こと自体を楽しむことが先にあると良いと思います。
今回は、この「書く」ということにおいて、個人的に気をつけていることや、思っていることのいくらかを紹介していけたら良いなと思います。
おおよその目安ではありますが、大きくは数年おきに、あるいは、コトあるごとのその都度、自分の文章を書く「書き方」について見直すことがあります。
「文体」と言えば少し大げさかもしれませんが、どのような「文体」を採用して書いていくのか、それによって書く姿勢や取り組み方が変わるわけです。
また、それは内容そのものにまで影響を与えるものなので、自分が今、何を書きたいのか、また、書くことによって何を知り得たいのかを知る必要があります。
着る服を着替えるように、また、自分の年齢や巡る季節に合うようにしながら、その時々の気分に合うようにするのが適切というわけで、そこに大きな隔たりや落差のないようにするのがひとつのコツだなと思います。
これまでに、自分の中で何段階か経てきて、それが今の様子になっているわけですが、いつの時も、日頃から意識してやっておくと良いことのひとつには、語彙を豊かにするというのがあります。
たとえば、「楽しい」という時に、「"思わず飛び跳ねたくなるほど"楽しい」のか、同じ「たのしい」にしても「愉しい」の方が良いとか、または「欣喜雀躍」と表現したくなるほどなのか、いくつもの候補があるわけです。
このあたり、個人的には清水義範さんの『清水義範の作文教室』 (ハヤカワ文庫JA)が規範となっています。
何か絵を描く時に、鉛筆一本にこだわって濃淡の表現をつけるのも良いですが、もっと多彩に、文字通り色味豊かにすることで表せるものも多くなるように、言葉の表現においても、語彙を増やす、言葉や慣用句をひとつでも多く知っていることが良いかもしれません。
ゴルフのクラブで、ほとんど一本だけで勝負する「プロゴルファー猿」は例外としても、大きく飛ばす時はドライバー、グリーンではパターを使うように、その場面ごとにピタリ当てはまるものは変わってくることに似ている気がします。
当然、「書き方」が変わると、自分のモノの見方も変わってくるので、より良い日々を過ごせるように、だからこそ定期的に見直していきたいということなのです。
今後も、時々は自分の「書き方」を見直しながら、日々語彙を豊かにするように過ごしていく、それは何より「書く」ことによってもたらされるものの"ありがたみ"を感じていきたいからに他なりません。
自分も引き続き何らかを書いていくように、これを読んでいるあなた自身の書くものも見ていきたい、そうしてお互いに書くことが「楽しい」となれば幸いです!
<2020年5月26日:追加>
<2020年5月30日:追加>
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傍島康始(そばじまやすし)/次の"高み"へ@千葉:展示会・イベント関係従事、飲食店勤務などを経て、新しい働き方&仕事の仕方を模索中*#西野亮廣エンタメ研究所*#五星三心占い*#銀の羅針盤*ロック、メタル音楽が好き*親子丼食べたい♪
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