阿部広太郎さんと『超言葉術』と私②


前回は、私が阿部広太郎さんのことを知って、『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』(ダイヤモンド社)を手に入れたところまで述べてきました。


前回の投稿はこちら↓


今回は、私なりの"今の"「I LOVE YOU」の訳し方を、私自身の「書くこと」の変遷に重ねて紹介していけたら良いなと思います。


前回の分と合わせて最後まで読んでいただけたら、とても嬉しく思います。



はじまりはいつも唐突に。


「時間があるのなら、ブログやってみれば?」


知り合いとの会話の途中で不意にそう言われ、それもそうだと思って、はじめてみたのが私のブログのはじまり。


こういうキッカケはまさしく不意に訪れるもので、しかも、誰かにそう言われるというのは、文字通り思いがけないチャンスでもあるので、素直な私はそのまま素直に受け取ったわけです。


そんなこんなで、2008年6月にアメブロで開設して、今年で早12年。


この頃は、インターネット環境がだいぶ充実してきていて、YouTubeも少しずつ充実してきた頃ではないでしょうか。


そのような時代の背景と合わせ、もとより自分は音楽を聴くのが好きで、ひいきのミュージシャンがアメブロで投稿していたというのが、ブログをはじめようとする私の背中を後押しする状況にあったと言えるでしょう。


櫻井有紀/YUKI:https://twitter.com/rice_yuki(Twitter)



最近では、Twitterに移行したり、他の場所でも発信したりするようになっていて、これもまた時代の移り変わりを感じさせるものになっています。


音楽を聴く、本を読む、映画を観るなど、誰かのつくったものを自分が受け取るだけの側にいて、長らくそれが心地よいとも思っていただけに、自分が発信するというのは、ほとんど思いもよらないことでした。


ブログにしても、当時はブログ投稿でお金を稼ぐような「ブロガー」という人も目立っていて、今でいうとYouTuberとかInstagramerとか、そういう立ち位置の人がわりに多くいて、自分にはあまり関係ないとも思っていたわけです。



ただ、意外なキッカケもあったわけで、誰が見るかはわからないけれど、あくまで個人的な練習とか実践の場と思って、ものは試しと思って少しずつ取り組んでいました。


最初は、何を思ったり考えたりしているのか、懐中電灯で自分の心の中を照らして、それで何かしらを探り出すような書き方でした。


どこに行った、何をした、何を思ったということがあれば随時書くようにしていて、その時々で自分はどのように反応したとか、どのような感想を抱いたのかが内容として多くて、あとは、調べ物をしたり、知らないことをまとめたりするのに活用していました。


あるいは、一週間を過ごして、何も思わないことはないから、週末には何かしらをひねり出してみるとか、とにかく一ヶ月連続でやってみるとか、そういうこともするようにしていました。


いわゆるガラケーで下書きをして、メール投稿を利用することも多く、移動の時間や空いた時間でやっていたのが、今となっては少し懐かしく思います。



その甲斐あって、すべてを具体的には記してはいないけれども、行動の記録とか、心の動きを言葉に置き換えるということが、自分なりに少しずつできるようになっていきました。


今では思うことのありったけをラフにぶつけるとか、考えていることの大まかな内容をスケッチするようなイメージで続けています。


そこから、自分の考えや物事の見方などを織り交ぜて、読んだ人の何かに響けば良いと思う書き方に変わりつつ、さらに今は、自分のことを知ってもらいたい、そういうものが書けると良いなと思うようになっています。


これがブログ、"ノート"と書く場所が増えるたびに、少しずつ書き方も変わってきているのが興味深いところで、アメブロ → 個人ブログ(Wordpress)→ "ノート"のイマココなうで、開始したのが、それぞれ12年前の6月、3年前の5月、今年の5月。


今は、どれも同時進行でやっていて、どれも変わらずにひたすら同じペースでやるのは至難の業だなと思ってしまっています。


それでも、個人ブログだけは、日々の素振りのようなものと思って、内容の精度も練り上げることも心がけながら、できるだけ一定のペースでやっていきたいと考えています。


今後はどうなるかはわかりませんが、今のところの住み分けはこんな感じになっています。



だから、私の"今の"「I LOVE YOU」は「あなたに私を伝えたい」と訳したい。


最近、SMBC日興証券のYouTubeチャンネルで公開された「教えて!イチロー先生」では、


「朝起きた時にそいつのことを考えていたら、ちょっと好きなんじゃない?」


とあって、その好きさ具合を適切に伝えられるのが、言葉の力を養ったり、言葉を磨いたりすることにある気がしています。




朝に起きて、あなたを思う私。


あなたのことが気になって、あなたのことをもっと知りたいと思う。


そのためには、そういう思いを持っている私が"ここにいること"を伝えないことには、何もはじまらないと思う。


まずは、あなたの目に映る私でありたい、そういうことを伝えたいと思っています。


自分の気持ちを書くことからはじまった私の「書くこと」の変遷とブログ遍歴、Facebookでも時折長文を書いてはいますが、きっとこの"ノート"は、私なりの「I LOVE YOU」をより鮮明に発信していく場所なんだろうなと思っています。


あなたにとっての「書くこと」や、"今の"「I LOVE YOU」の訳し方はどういうものになるでしょうか?


ぜひともあなたも、阿部広太郎さんの『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』(ダイヤモンド社)と手にとって、あなたなりの「I LOVE YOU」とその訳し方を表してみてください!



傍島康始(そばじまやすし)/次の"高み"へ@千葉:展示会・イベント関係従事、飲食店勤務などを経て、新しい働き方&仕事の仕方を模索中*#西野亮廣エンタメ研究所#五星三心占い#銀の羅針盤*ロック、メタル音楽が好き*親子丼食べたい♪

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