口グセひとつで変わること


はじめに


そこの奥さん、ちょっと聞いていってくださいな。


深く意識してかしないでか、人それぞれに固有の口グセがあるように思います。


何を思って、何を言おうが個人の自由勝手ではありますが、ただ、日頃何を思って、何を言っているかによって、その人の歩む道筋が大きく変わるとしたら、しばし立ち止まって考えてみるのも良いのではないでしょうか。


これは、ビジネス系の本で見かけたものですが、与えられた仕事やタスクに対して「どうせ〜だから」と思うのではなく、「せっかく〜だから」とはじめれば「どうにかやってみよう!」と積極的な雰囲気も出ようというものです。


今回は、わかりやすく「〜のに」と「〜のおかげで」を比較し、あなたならよりどちらの言い回しを使いたいか、頭の隅で考えながら読み進めてもらえたら良いなと思います!


「〜のに」の場合


「〜のせいで」だと僻みが出てしまうように、「〜のに」のあとでは不平・不満が出やすくなってしまいます。


たとえば、


「こんなにやっている"のに"、報われない」


「これだけ愛している"のに"、振り向いてくれない」


「あれだけ言った"のに"、言うことを聞いてくれない」


など、言えば言うほどに、何か大切なものが、この手からすり抜けていくようです。


これでは、あまり好ましい状況がこの後に続いていくようには思えず、これ以上言及することすらもためらうくらいです。


自分で言ってしまうのみならず、これを言われたところで、気持ちが盛り上がることはほとんどないので、「〜のに」は基本的には用いない方が賢明と言えるでしょう。


「〜のおかげで」の場合


一方、「〜のおかげで」ではいかがでしょうか。


より具体的に考えてみると次のようになります。


私の場合では、「人付き合いが得意ではない"おかげで"、人の機微を知ろうとし、喜んでもらえるように工夫する」ということがあります。


これが、「人付き合いが得意ではない"せいで"、(以下自粛)」となると、あまり良い方での発想が出てこないわけです。


得意ではない=苦手だとして、その苦手をどうにか克服・改善しようとして、話し方を学ぶ、身だしなみを清潔感のあるように整える、人のいるところに出向くなどして、それで少しずつステキな出会いを繰り返していくことができるはずです。


もしも、これを誰かに伝える時には「人付き合いが得意ではなかった"おかげで"、あなたに出会うことができた」と言うこともできて、まさしくステキな人に出会えた時には、私にとっても、私と出会ったステキな人にとっても、お互いにハッピーな気持ちになるはずです!


まとめ


今の、直近のところでは、「自分のやるべきこと、自分の果たす役割が、よくわからない"おかげで"、新しい&良い仕事に巡り会えた」となるようにしていきたいものです。


この投稿にしても、「いろいろ考えている(=思い悩んでいる)ことがある"おかげで"、字数のそれなりを費やしてひとまとまりのものになった」わけで、転んでもタダでは起きないスピリットの賜物と言えるでしょう。


他にも、「ない」方に目を向けるか、「ある」方に目を向けるかでも、心の有り様が変わることもあって、何を思うのかは、何を言うのかに大きく影響を受けるように思います。


ぜひ、皆さまにおかれましても、今回取り上げたように「〜のせいで」はなく、「〜のおかげで」を多用して、より良い日々を過ごしていただけたらとても嬉しく思います!


恋人や配偶者との距離がさらに縮まった、仲の良い友人ができた、自分の子どもが言うことを聞くようになったなども、言い方ひとつで大きく変わるものです。


もしも「この投稿に目を通した"おかげで"、前向きな気持ちになれた」というのもまた嬉しい限り、その時には笑顔でグータッチ(もちろん、適切な距離を保って)しましょうね!


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<2021年2月17日:追加>



傍島康始(そばじまやすし)/次の"高み"へ@千葉:展示会・イベント関係従事、飲食店勤務などを経て、新しい働き方&仕事の仕方を模索中*#西野亮廣エンタメ研究所#五星三心占い#銀の羅針盤*ロック、メタル音楽が好き*親子丼食べたい♪

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