念ずれば通ず


「念ずれば通ず」というように、"いつも強く思っていることが、やがて現実に起こる"ことがあります。


個人的な、身近な例では、本、映画、音楽においてそうであることが多いです。


そのうち、音楽はハードロック/ヘビーメタル界隈をいつもチェックしているし、「好き」の傾向がハッキリしているので、自分がハマるものはわりと容易に飛び込んでくるような気がします。


本や映画においては、もう少し広範と言いますか、自分の目に見える範囲だけなく、予測のはるか及ばないところにも良いものがあるはずと思っているので、逆に、何をどうチェックしていれば良いのか、いつも模索しているフシがあります。


特定のやり方があるわけでもあるわけでもなく、詳しく知っている人の意見やオススメを参考にして、それで初めて知るということが多々あるわけです。


最近では、いわゆる『ビリギャル』でおなじみの、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴/KADOKAWA)を読んで、続けて、坪田さんの『才能の正体』(幻冬舎)を読んでいるところです。


才能の正体

「ビリギャル」が偏差値40アップ&難関大学合格できたのは、もともと才能があったから? ――「地アタマ信仰」をただちにヤメよう! <br> 「自分には才能がない」は、努力をしない人の言い訳です。<br> すべての人に“才能の芽"はあります。その“芽"を、どうすれば見つけ、花開かせることができるか? やるべきは、今ある状況の「認知」、目的へ向かうための「動機づけ」、そして「正しい努力」です。 自分自身も、子どもも変わります! 部下が変わり、組織がみるみるエネルギーに満ちてきます! 「ダメな人」の能力をみるみる開花させ、成功に導いてきた著者が教える。 どんな人でも“自分の才能で輝ける"ようになるための、驚異のメソッド。<br> ******* ・才能を数値化できるとみんなが思っている「IQ」は、才能とは関係ない。 ・「地アタマ」という考え方をやめないと、能力は伸びない。 ・「やればできる」というのは、嘘。 ・できない理由を他人のせいにした瞬間、あなたは自分の才能の芽を枯らしている。 ・できる人の行動を「完コピ」すると、たちまち伸びる。 ・伸び悩んだときほど、「基礎の基礎」にもどる。 ・「指導しようとする」と、人は伸びない。ただ、見守ればいい。 ・親、教師、上司の言うことを聞いても、あなたの未来はない。 ・「0点のテスト」にこそ、価値がある。 ・「ほかの会社で認められなかった人」が、本当に落ちこぼれなのか? ・頭にあることを、言葉にして、笑顔で言うようにすると、能力発揮できる。 ・信頼関係のあるところで、人は能力を発揮できる。 ・人を育てないなら、主観を廃し、「客観的事実だけ]を、フィードバックする。 ・居心地のいい仲良し組織は、弱い! ・成功者ほど、人間関係・信頼関係に繊細だ。 ・部下が感謝されやすい環境にあると、自分が仕事しやすくなる。 ・自分の才能を開花させたいなら、「一流の人」に会う努力を。 ・ビジネスや学問にはルールがない。だからあなた次第で必ず成功できる! <br> ――あなたは「才能がある人」になりますか? 「才能のない人」のままでいますか?

幻冬舎


これらの本、または坪田さんに興味を持ったのも、先日紹介した"短パン社長"奥ノ谷圭祐さんがキッカケで、ひとつのつながりがまた次のものへと続いているわけです。


『ビリギャル』は、2013年に刊行されたものですが、今のタイミングで読んでみると「そういう話だったのか」と思うとともに、内容も理解を伴いながらすんなり入ってくるものでした。


2018年刊行の『才能の正体』にしても、今の私を構成する考え方や思い込みを確認し、より良くなるためには今までのそれらを打破していくのに必要な一冊だなと思っています。


これが、リアルタイムだったらどうだったのかなと思うのは、今となってはわかりませんが、人気のある本、人気の著者の書いた本のひとつくらいの受け止め方だったかもしれず、それだけに手に取るにふさわしいタイミングがあるように思います。


<参考>



遅ればせながらとか、今まさにとか、自分にとってのふさわしいタイミングがあるわけで、こういうことはあらかじめコントロールできるものではないなという気がします。


それだけに、こういうつながりがを見出していくためには、具体的には、本屋や図書館、古本屋などに足繁く通うという【行動】も大切なのですが、それと合わせて、(今の)自分にとって必要な本に出会いたいという【思い】も大切であるように思います。


その時々で、自分の置かれている状況も異なるし、何を求めているかも変化していくわけで、何がフィットするかはわからないけれど、何かがフィットするはずだと思っていくことが、こういう得難い出会いにつながっていくのではないでしょうか。


こういうことに関連して、映画においてはインド映画『きっと、うまくいく』が当てはまり、これはファッション雑誌「Fine」2021年3月号を見ていて、品川庄司・品川祐さんがオススメ映画のひとつに挙げていたので、それをキッカケに観てみようと思いました。




映画『きっと、うまくいく』はインドでは2009年、日本では2013年に公開されている作品で、当時もテレビCMで予告をやっていたように思うのですが、その時はよくある青春もののひとつ、あるいは、陽気に踊るインド映画のひとつかと思っていました。



映画『きっと、うまくいく』予告編


本編約170分の長い作品で、喜怒哀楽すべてを詰め込んだ、かなり"てんこ盛り"状態の作品なのですが、勢いよく観ることができますし、内容においてもこういうメッセージのものだったのねと感動と驚きを同時に感じるものです。


これも、今の自分にとってピッタリのもので、他のタイミングではないなと思えるほどで、なるほど"物事はなるようになっている"のだなと思いを強めるばかりです。




最近は、"短パン社長"奥ノ谷圭祐さんの過去ブログを続けて読んでいて、著書で書いてあった内容を毎日更新のブログをたどりながら擬似的に(多少部分的ながら)追体験している最中です。


短パン社長だからできたことかもしれないけれど、自分に置き換えてみる、または、自分ができることを見出していくことが大切で、もしもトンカチで叩かれたように思うのなら行動あるべし!と思っています。



『ビリギャル』の内容や、短パン社長の言っていることなど、立て続けに「こうすると良い」コツのようなものを多く知ることができて、それを誰かに伝えたい、感動を共有したいといったことも思いますが、そのためにも自分自身が著しく実践して、深く実感していくことが大切だなと思っています。


きっと、こういうことは本や映画のようなものだけでなく、リアルな場における人たちとの出会いにおいてもそうなのと思うのであれば、なおさら私自身が、ぜひともその醍醐味を多く感じていくに限ります。


そういう【思い】があるからこそ、【行動】することにも拍車がかかるわけで、まさしく冒頭の「念ずれば通ず」状態になっていくほどに、この感動を分かち合える人たちに多く出会えていくのだろうと思っています。



傍島康始(そばじまやすし)/次の"高み"へ@千葉:展示会・イベント関係従事、飲食店勤務などを経て、新しい働き方&仕事の仕方を模索中*#西野亮廣エンタメ研究所#五星三心占い#銀の羅針盤*ロック、メタル音楽が好き*"1/fゆらぎ"の声を出したい♪

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