お茶に誘う:考察

はじめに

いつもありがとうございます、そばじま(@sobajimaximum)です。


今回は、「お茶に誘う:考察」について取り上げていきます。


先日、多くの人と関わっていても、何だか仲が深まった気もしないし、「友だち」と思うような存在が少ない/いない…そういう悩みを持つ人が、私の思っている以上に多いのではないか、そんなことを思うことがありました。

私自身は、その時々、仕事だ何だと関わる人がいれば良いし、そこから仲が良い人がいたらラッキー♪くらいにしか思っていないのですが、まさに友だちを求めて、そのために人と関わろうとする、そういう人もいるわけです。


「人間関係が深まらないし、長続きしない」新R25編集長"最大の悩み"を人生相談1万件超のレジェンド・加藤諦三さんに相談|新R25チャンネル:2025.12.15


確かに、友だちだ親友だと、自分のことをよくわかってくれるし、近くにいてくれる存在は心強かったり、心安らいだりします。

だから、"いない"よりかは"いた"方が良いでしょうし、それなりの人数いれば、これはまた実にありがたいものです。

人付き合いにおいて、仲が深まるかどうか、長く続くかどうかは、その時々のものがありますが、そのためにも、まずは一定程度、仲良くなる必要があるかと思います。


そこで、今回のブログ記事では、具体的な方法の羅列というよりかは、仲良くなるための手立てとしての「お茶に誘う」、それの全体的な把握であり、どうすれば良いのかのひとつの指針となる内容をお届けします。

考え方の基底(ベース)としては、男性→道ゆく女性に声をかける「路上でのデートの誘い」ではありますが、そこに含まれる発想や技術の一端を取り上げていきます。

私自身は、自分の振る舞いのモードとして、良い意味での「チャラい」モードを取り入れようとしていて、より深く理解していくとともに、実際の会話において、その実践を試みています。


25:26~、松尾さんの、後天的に「チャラさ」を得た話(または、潜在的「チャラさ」の才能開花)→

元ザブングル松尾陽介/月収200万も闇営業問題きっかけに解散/芸能界引退した今/はねトび最終8組選出も…|街録ch:2024.09.04


仲良くなる秘訣

誰かと仲良くなるのに必要な、大まかな要素としては→

1対多ではなく、ごく個人的な1対1での場面で、極めて短い時間での、心理的&物理的な距離の縮め方。

スッと相手の懐に入り、「あれ、前からの知り合いでした?」、「何だか友だちみたい」というくらいの打ち解け具合。

声をかけた主たる理由でもある「私はあなたとお茶したい」の提案、そして、その承諾を得る過程。


目に見える動きとしては、声をかけて→3〜5分でカフェに入っている、または、コンビニや自動販売機で飲み物を買って、散歩しながら/公園のベンチに座りながらの会話。


仲が良いというのは、一緒に過ごしている時間の長さや、会っている回数ではなく、その「中身の濃さ」にあるわけで、嬉しい、楽しいといった感情の与え合い、または、共有の度合いが関わってきます。

逆に言えば、それがたとえ数分の出来事であっても、その時に立ち上がる「瞬間の情熱」がありさえすれば、とても仲良くなるのも可能だということです。

そういう、ひとつの特殊技能であるし、誰に対しても一定程度、再現性の高いものかと思います。


楽しい会話に関して、会話における絶妙な切り返し、咄嗟のアドリブは、その場ごとに出てくるものだし、相手がいてこそ成り立つものです。

当意即妙の会話は、パッと再現できる一発ギャグ、モノマネとは異なり、そこだけを切り取って取り出しにくいものですが、実はスゴい技術(テクニック)だと思います。


しかも、以前から知っている人、すでに仲の良い人とカフェに行くのではなく、初対面=まったく知らない人と、仲良くなりたいからカフェに行くという順番で、にわかには信じがたい状況かもしれません。

そこから会話が弾み、お互いに打ち解けることで、連絡先の交換(主にLINEやInstagram)や、定期的に会う、親しく交流するなど、その後に続く展開も期待できなくはないものです。


かえって中途半端なのが、学校や職場で、顔と名前は知っているが…それくらいという場合では、別段、仲良くなることはあまりありません。

毎日のように顔を合わせたとしても、仲が良くならないのは、そこに「会話」の機会がないというのが要素として大きいです(もちろん、何を話すかの中身も大切)。

だから、学校の文化祭の準備や体育祭、会社のバーベキュー大会/飲み会で急に距離が縮まるのは、「会話」に基づきつつ、そういう楽しい感情の与え合い、感情の共有の機会があるためです。


余談ですが、青春とは年齢の若さにあるばかりでなく、情熱を燃やす限りいつでも「ある」ものですが、仲良くなる場合では、お互いの胸中に去来する、いわゆるひとつの「エモさ(得も言われぬ、エモーショナル=感情)」が必要ということですね。


そんなこんなで、「特技は、道ゆく女性(初対面)に声をかけ、一緒にお茶すること=カフェに入ることです」と、語れるようになれたら最高ですし、この特技の応用で、後にも取り上げますが、仕事にも十分活かせるかと思います。


そもそもの話・・・

そもそもの話、自分の住んでいる場所や地域において、近所の人でも、また、道行く人に対してではより一層、「こんにちは」と声をかけ合うことはほとんどないものです。

その意味では、異性に対してということでもそうですし、見知らぬ相手に向かって、声をかける初っ端から、「こんにちは。どうです?一緒にお茶でもどうですか?」というのは、かなり常軌を逸した/逸脱した行動とも言えるでしょう。


もちろん、相手を怖がらせない、無理矢理に連れていくのではなくどこに行くかを明示する、時間を区切るのと合わせ、明るい&楽しい雰囲気で声をかける配慮は欠かせません。


ただ、そのかなり常軌を逸しているし/逸脱しているし、異常とも言える行動を取れるということでは、単なるその他大勢から抜け出すことにつながり、「他の人ができないことを、自分はできる」という、謎の/謎に満ちた自信(しかも、根拠はある)が身につくかと思います。


また、流れに任せる部分もありつつ、基本的には自身の主体性を発揮し、盛り上がったところで切り上げ、場の主宰:コントロールができるなど、こういうことを念頭に置いておきます。

このようにして、自分から率先して声をかけるとか、各種の提案をするということでは、実際的には、自分自身の交友関係を広げることにおいても、大いに役立つことであります。


自分から話しかける

自分が男性だからということもありますが、より一層、仲良くなりたい(=親密になりたい)のでは、男性→女性、しかも、できれば若い、愛嬌のある、元気な方に声をかけたい。

そうは思っていても、きっと同年代が多くなるでしょうが、それでも、よほど"さわやか"でない限り、同性(年齢の高い、野暮ったい、暗い雰囲気ではなおさら)に声はかけないものです。


女性にしても同様で、そもそも自ら話しかけることは少なく、しかも、多くの場合では敬遠するため、わざわざ野暮ったい、暗い雰囲気の × 高齢の男性(あるいは、女性)に声をかけません。


そうなると、特に上記のような男性ほど、話しかけられる機会は少なくなる、ほとんどゼロに等しくなるわけで、残る手立てとしては、自ら行動を起こしていく必要に迫られます。

年齢以外でも、身なりの清潔感がある、明るい&楽しい雰囲気、豊富な話題の提供など、こういうものも、少しずつでも良いので、日頃から涵養していけると良いものです。


相手に興味を持つ

個人の内側としては、笑顔でニコニコいつも楽しそう、愉快&陽気に生きている、嬉しい&楽しいなどの豊かな感情、テンション高めに接することを思いながら、

対人関係においては→

①相手に興味を持つ。

②相手の話を聞き出す。


相手の話を聞く、これを、自分の立場に置き換えてみると、自分のことに興味を持ってくれて→

「へーソバジマくんは、ハードロック/ヘビーメタルロックが好きなのかー\m/どんなバンドが好きなの?」

「そうなんですよ、20年ほど前にその世界に"入門"しまして…」

と、話を興味深く聞いてもらえると、それだけで楽しくなってきますし、相手への好感も芽生えたり、一定の信用も持つようになります。


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先述したような、一緒に過ごす時間や会う回数ではなく、一緒に過ごしている時の「中身の濃さ」は、こういうところに基づくものです。

逆に言えば、興味も持てないし、興味深く聞けない場合(→白けている、早く帰りたい場合)では、それはお互いにとって退屈とか、不毛な時間になってしまいます。


また、自分自身のことは、聞かれたらさっぱりと答えるくらいで、「それより○○さんの話をもっと聞かせてくださいよー」という姿勢・態度で持って、それ以上に相手の話を聞き出す方に専念します。

人はたいがい、話を聞くより自分の話す方を好みますし、多く話すことで「この人は、わかってくれている」と、勝手に目の前の相手を信用するので、聞くことに徹しても不自然ではありません。


また、多くの言葉を費やさずとも、何となくの雰囲気や言葉の端々から「人となり」は伝わるもので、仲良く交流するにも、興味を持ってもらえる自分になるのと同時に、相手に興味を持って話しかける、そういう両方の側面があると思います。


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仕事や生活の場面で

このように、すぐに打ち解ける、上手に話しかけられるようであれば、特に営業や接客などの仕事にも活かせるかと思います。


①自分から声をかける。

②何かしらの提案をする。

③要求を受け入れてもらう。


今回は詳述しませんが、技術的に、また、心理的なアプローチとして、いくつも有効なものがあり、実際の場面で使えるものがあります。

そうやって、各種提案に対し、言い方を変え、人を変えているうちに、その提案のいくつかは通っていくものです。

また、多くの場数を経ていくことで、気持ち(=メンタル)の修行、へこまない気持ち(=メンタル)づくりにおいても、かなり有効だと思います。


そして、「誰にでも声をかける自分/かけられる自分」を想定していると、「声をかけることもできるし、かけなくても良い」と、自分の中に選択肢を持つことになります。

反対の様子を考えれば、ひたすら声をかけられるの待ちとか、「声をかけてくれるな」と拒絶しているようでは、人と関わる機会がますます減っていくばかりです。

声をかけるにしても、「できるけれどやらない」のと、「できないからやれない」のとでは雲泥の差があります。


買い物にしても、冗談混じりで「一応聞いてみるんですけどー、値引きってできるんですかー?」みたいな内容も、軽やかに言うことで深刻にならず、相手(=店員)に負担をかけないで済みます。

実際にお得に買えるに越したことはないけれど、それとは別に、充実した買い物体験を自らつくっていけるわけです。

ともあれ、「誰にでも話しかけてしまう、チャーミングな自分」というモードを持っておくと、尻込みすることなく、その場を明るい雰囲気に持っていくことができます。


できるかどうかでは相応にできるし、しかし、やっても良いしやらなくても良いと判断できる、そういう状態を作っておくのも一興かと思います。


同様に、特に好かれようとして、しかし、相手との距離の詰め方が下手っぴなよりかは、特に好かれようとせず、しかし、相手との距離の詰め方が上手である方を目指していけると良いものです。


女子トークのできることもそうで、それもまた、「マジそれな。ていうか、え、何でわかるんですか?」と言われるような、男性ながら女性(この場合ではギャル)に共感できてしまうのは、相当な強みになるはずです。

また、言い回しの上手さ、相手への適切な配慮、程よいユーモアでもって、昨今の、○○ハラスメントにやたら敏感とか、コンプライアンス遵守の風潮にも対応していけるはずです。

人は楽しい人の元により集まってくるので、何だか心地よい、つい話してしまう、味方でいてくれる、信用してしまう、いつもそういう自分でいることで、生活全体がより楽しくなっていくことでしょう。


おわりに

最後になりますが、道ゆく人にいざ話しかけて、着地をどこに持っていくかについて、「話すこと自体を楽しみたいので、話しかけました。一緒にお茶でもしながら、お話したいです」というのも、十分な理由として成立します。


別段、何をするということでもなく、女性(若い、愛嬌のある、元気な女性)とカフェで会話をすることだけでも、その時点で、十分に目的は達成しているわけです。

あとは、連絡先の交換をして、その後も定期的に関わるようなことがあったら、それはまた願ったりかなったりのことで、それを望むかどうかはその時々の雰囲気とか流れ次第です。

より実践的な発想を得たい方向け→

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以上、思いつくままにざっと書き出してみた、そんな「お茶に誘う:考察」でした。

ちなみに、小ネタとして、その場では行かず、連絡先を交換してまた後日という場合では、「お茶かチャーハン、行きましょうね」というフレーズが有効です。


何らか、お近づきになりたい人がいるとか、道ゆく人に声をかけたい場合の参考にしていただけたら幸いです。


ありがとうございます。


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傍島康始(そばじまやすし)/次の"高み"へ@千葉:展示会・イベント関係従事、飲食店勤務などを経て、新しい働き方&仕事の仕方を模索中*#西野亮廣エンタメ研究所#五星三心占い#銀の羅針盤*ロック、メタル音楽が好き*"1/fゆらぎ"の声を出したい♪

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傍島 康始(そばじまやすし)

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